Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
柴田 大受; 石原 正博
Transactions of 17th International Conference on Structural Mechanics in Reactor Technology (SMiRT-17) (CD-ROM), 8 Pages, 2003/08
高温ガス炉の炉内黒鉛構造物は、酸化や中性子照射などにより機械的特性が徐々に変化するため、供用期間中にその健全性を確認する必要がある。酸化による機械的特性の低下は黒鉛内部の気孔の状態に依存するので、結晶粒や気孔などの微細構造に基づいた多結晶体中の超音波伝播解析モデルを用いれば、非破壊的な機械的特性評価が可能になる。一方、このモデルを炉内の黒鉛に適用するには、中性子照射の効果を考慮する必要がある。そこで、新たに中性子照射の効果を考慮した超音波伝播モデルを開発し、HTTRで使用されているIG-110黒鉛のヤング率について、その適用性を検討した。その結果、炉内黒鉛構造物の機械的特性の評価にこの解析モデルを適用できる見通しを得た。
塙 悟史; 石原 正博; 柴田 大受
Transactions of 17th International Conference on Structural Mechanics in Reactor Technology (SMiRT-17) (CD-ROM), 6 Pages, 2003/08
工学的観点からより現実的な破壊モデルを黒鉛構造物の設計法に応用することが重要と考えられる。そこで、微細構造を考慮できる脆性破壊モデルの多軸破壊への応用性を検討した。脆性破壊モデルは、結晶粒の大きさのみならず気孔の大きさも扱うことができ、黒鉛結晶の異方性を考慮して確率論的に強度予測するものである。本研究では、脆性破壊モデルを多軸強度予測モデルに拡張し、準等方性黒鉛の強度予測を試みるとともに、内圧と軸荷重負荷による2軸強度データと比較検討した。検討の結果、2軸強度の実測データに対して本モデルによる予測結果は、平均強度のみならず強度分布についても良い予測結果が得られることが明らかとなり、本脆性破壊モデルのより現実的な設計手法としての応用性を示した。
毛呂 達; 伊藤 啓; 翠川 三郎*
Transactions of 17th International Conference on Structural Mechanics in Reactor Technology (SMiRT-17) (CD-ROM), K09-1 Pages, 2003/01
高速炉プラントの設計・建設コストの低減と信頼性の向上を目的として、原子炉建屋全体を対象とする3次元免震技術、および、建屋は水平免震とし、原子炉周りの重要危機に対して上下方向免震が可能な技術の開発を行っている。本論文では、3次元免震技術計画に関して、地震条件の検討、免震建屋の床応答解析について、これまでの検討結果、及び免震装置開発の今後の目標を紹介した。
村松 壽晴
Transactions of 17th International Conference on Structural Mechanics in Reactor Technology (SMiRT-17) (CD-ROM), B-216 Pages, 2003/00
フランス・フェニックス炉のT字形合流管部で発生した高サイクル熱疲労事象の原因解明に資することを背景として、配管T字継手下流領域における低周波温度ゆらぎ挙動の発生可能性を水を作動流体とした基礎実験結果および数値解析結果に基き,検討した。
笠原 直人; 細貝 広視*; 神保 雅一*
Transactions of 17th International Conference on Structural Mechanics in Reactor Technology (SMiRT-17) (CD-ROM), 0 Pages, 2003/00
高速炉の機器に生じる系統熱過渡荷重を、プラント設計条件と発生熱応力の関係を把握することにより緩和する方法を提案した。現状の機器設計は、プラントのシステムパラメータの変動を考慮して保守的となる熱過渡条件を熱流動解析により設定し、その条件の下で発生熱応力が許容値以下となる形状を構造解析により求めるという手順を踏む。ここで、熱流動解析と構造解析を統合すると、プラント設計条件と発生熱応力の関係を直接把握することができるようになる。この関係を用いると、システムパラメータから合理的に熱過渡条件を決定できる。さらに、システムパラメータの中には安全性・性能よりも熱荷重に対する影響が大きいものが存在することから、前者へ影響を及ぼさない範囲で系統熱過渡荷重に感度が大きいシステムパラメータを調整することで、系統熱過渡荷重を緩和することができる。
北村 誠司; 伊藤 啓; 宮本 明倫*; 杣木 隆裕*
Transactions of 17th International Conference on Structural Mechanics in Reactor Technology (SMiRT-17) (CD-ROM), 0 Pages, 2003/00
FBR実用炉への適用を目指し、3次元免震構造の開発を進めている。その有望な一方策として、建屋水平免震を前提とし機器を上下方向に免震する構造がある。一次系の機器を共通の床(コモンデッキ)で支持し、この床を皿ばねで構成する免震要素で上下方向に免震する方向である。本報では、免震振動数1Hzを達成する免震要素の設計具体例を示すとともに、FBRプラントへの適用性も良好であることを示し、機器上下免震構造の成立性の見通しがあることを示す。
北村 誠司; 宮本 明倫*; 杣木 隆裕*
Transactions of 17th International Conference on Structural Mechanics in Reactor Technology (SMiRT-17) (CD-ROM), 0 Pages, 2003/00
FBR実用炉への適用を目指し、3次元免震構造の開発を進めている。その有望な一方策として、建屋水平免震を前提とし機器を上下方向に免震する構造がある。一次系の機器を共通の床(コモンデッキ)で支持し、この床を皿ばねで構成する免震要素で上下方向に免震する方向である。本報では、実大サイズの大型皿ばねを製作し、静的荷重試験を実験した結果、設計式の適用性が良好であったことについて報告する。